気づくプラクティス

ヨガのレッスンに慣れてくると、普段の練習が少し退屈に思う瞬間もあるでしょう。今日は練習したくないなと思うことだってありますね。私もまれにですが、そう感じる時があります。
今日は、そんなマンネリのヨガから抜け出し、かつマインドフルな気持ちになれる練習のヒントをお届けしたいと思います。

私も週に1度、アイアンガーヨガのレッスンに通っています。先日の練習は、thanksgivingの前夜、レッスンに来た人は5人でした。(私も一瞬行こうか迷いました…)広い教室で、いつもよりも静かだったこともあり、心も身体もかなり集中し、リラックスできた2時間でした。

最近、スムーズにできるようになったハンドスタンドでは、右足から上げようとするととても大変で、これは利き足ではないからなのか、それとも体のどこかがアンバランスなせいなのか、ただ単純に恐いのかと考え、その気づきがとても新鮮でした。できない、やりにくいアーサナに出会ったとき、心や身体はどのように反応しますか。次回の練習で、少し観察してみるといいかもしれません。

気づくプラクティスは、普段できるポーズでも体感することができます。例えば、ウッティタ・パースヴァコナーサナ(前足を90度に曲げ、腕を耳の上で伸ばすポーズ)は、普段よく練習するスタンディングのアーサナですが、ブロックに手を置いて、手を安定させることで体の他の部位に気づきを向けることができます。このように、ちょっとしたアジャストメントが気持ちよさを高め、さらにリラックスしてアーサナをとることができます。

Yoga Senseiのレッスンでも、あるポーズで力を入れる位置、呼吸の仕方など、レッスンの合間によく質問をしてくださり、とても嬉しく思います。身体、そして心への気づきをもっと感じれるプラクティスにしていきたいですね。練習にマンネリを感じるときは、気づくプラクティスを実践してみてください。

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アーサナとその効果、バックベンドから

半年ほど前に、ヨガをもっと楽しむための日常の練習のヒントを書きました。

Yoga Sensei Bostonのレッスンでは、アイアンガーヨガをベースとし、スタンディングやフォワードベンドなど、毎週テーマを決めて身体の異なる場所にフォーカスをあてることができるような練習を行っています。

先週はバックベンド。ゴムカーサナ(牛の顔のポーズ)で肩を開いた後、最初のピークポーズをダヌラーサナ(弓のポーズ)、そして最終的にはウールドゥワ・ダヌラアーサナ(車輪のポーズ)に挑戦しました。車輪のポーズは難易度の高いポーズの一つですが、今回のレッスンでは椅子を使用し、2段階に分けて練習しました。椅子を使うことで、背中のどの部分を使うかを体験していただきました。「難しい」という声も耳にしましたが、初めてこのポーズができた方もいらっしゃいました。

アーサナをマスターするには、何時間、何か月、時には何年もかかると言われています。もちろん私自身もマスターしていないアーサナはたくさんありますが、時間をかけると同じアーサナでもコツが分かり、気持ちよく、身体に効くポーズができるようになりました。先日のレッスンの最後にもお話しましたが、できないポーズがあっても、落胆することはありません。それよりも、前回はここまでだったアーサナが、今回はここができるようになったという少しの違いを感じることができたならば、それはとても大きな進歩です。どのようなアーサナでも、最初は努力を伴います。でも続けていき、コツをつかみだすと、あるアーサナが努力なしにできるようになります。そうすると、脳や身体、そして身体の内側(臓器)までもリラックスさせることができると言われています。

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