半年ほど前に、ヨガをもっと楽しむための日常の練習のヒントを書きました。
Yoga Sensei Bostonのレッスンでは、アイアンガーヨガをベースとし、スタンディングやフォワードベンドなど、毎週テーマを決めて身体の異なる場所にフォーカスをあてることができるような練習を行っています。先週はバックベンド。ゴムカーサナ(牛の顔のポーズ)で肩を開いた後、最初のピークポーズをダヌラーサナ(弓のポーズ)、そして最終的にはウールドゥワ・ダヌラアーサナ(車輪のポーズ)に挑戦しました。車輪のポーズは難易度の高いポーズの一つですが、今回のレッスンでは椅子を使用し、2段階に分けて練習しました。椅子を使うことで、背中のどの部分を使うかを体験していただきました。「難しい」という声も耳にしましたが、初めてこのポーズができた方もいらっしゃいました。
アーサナをマスターするには、何時間、何か月、時には何年もかかると言われています。もちろん私自身もマスターしていないアーサナはたくさんありますが、時間をかけると同じアーサナでもコツが分かり、気持ちよく、身体に効くポーズができるようになりました。先日のレッスンの最後にもお話しましたが、できないポーズがあっても、落胆することはありません。それよりも、前回はここまでだったアーサナが、今回はここができるようになったという少しの違いを感じることができたならば、それはとても大きな進歩です。どのようなアーサナでも、最初は努力を伴います。でも続けていき、コツをつかみだすと、あるアーサナが努力なしにできるようになります。そうすると、脳や身体、そして身体の内側(臓器)までもリラックスさせることができると言われています。
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