やっと分かってきた、身体の動かし方

今日は、ヨガインストラクターとして、日頃の練習や、レッスンに通ってくださる生徒さまとのコミュニケーションなどを振返りたいと思います。

2013年にヨガインストラクターの資格を取得して、6年が経とうとしています。ヨガが大好きで、もっと深く知りたいという気持ちでとりました。日本でもコミュニティセンターなど小さなクラスを開いていましたが、ボストンに引っ越して、Yoga Sensei Bostonとしてヨガを教え始め、ヨガに対する考え方が少しずつ変わってきました。それは、生徒さまたちのおかげ。運動不足や、心の整理、身体の不具合を良くしたいなど、ヨガに通ってくださる皆さまのモチベーションはひとそれぞれです。共通しているのは、心と身体の健康への意識。一人一人が目指してあることに対して、確実に役に立ちたいという思いが強くなりました。

初めのインストラクター資格取得から、いくつかコースを受講してきましたが、ベテランの先生方が共通して言われていたのは、「インストラクターの取得をしたからって、いいヨガの先生にはなれない」ということ。生徒さんと対話して、身体をきちんと理解することが大事だということを学びました。そして、最近さらに感じるのは、自分が難しいポーズを上手にとれることが重要ではなく、いかに伝わりやすくインストラクションし、生徒さんが気持ちよくポーズをとれることが大切なのだということです。

先日、Natasha先生のティーチャーズクラスを受講しました。頑張らせる身体の部分や、難しいポーズでも、緊張を抜くべき身体の部分は、緊張をぬける教授法を自分の身体で実際に感じてみて、「これだ!」と思う瞬間が何度もありました。その「これだ!」っていうのを、クラスの皆さんに感じていただきたいと思います。

ヨガリトリートを5/29(水)に開催しますが、午前中のクラスでは、Vinyasaのフローをさらに深く、身体でしっかりと感じていただけるようなクラスにしたいと思っています。またご自身のペースで、少しチャレンジングなポーズ(ウルドゥヴァダヌラーサナシールシャーサナピンチャマユーラーサナ)にも挑戦していただけます。

ヨガリトリートの詳細は、こちら をご覧ください。

参考資料:Yoga Journal Online