ヨガのはじめは

アウトフィットに着替えて、水分もたっぷりとって、マットに座る。
さて、まず何をしましょう…

体のほぐし。

体をほぐすことで、体の緊張をとり、1つ1つのポーズを体により効かせる。また心の緊張を和らげ、自分の体と心に対してawareness(気づき)を高める。体のある部分に違和感があれば、そこに注意を払い、体を痛めずにポーズがとれる。
少し時間を要するけれど、やってよかったと必ず思える。体への変化が実感できます。

大切な体のほぐし。お家でヨガをする場合も、ぜひおこなってみてくださいね。ヨガをする時間がなくてもリラックスしたいときや集中力が切れたとき、お風呂上りなどに体を整えてみましょう。

<足のマッサージ>
1.足の指1本1本を丁寧に動かす
2.足の裏をげんこつで叩く(かかとも忘れずに)
3.アキレス腱からふくらはぎ、膝の裏、太ももを両手でマッサージ
4.股関節は、片方の曲げた膝を抱え、上下左右にゆっくり股関節から動かす
もう片方の足も1から4を同様におこなう。ストレッチの間も、十分な呼吸をおこなっているか、確かめながらおこなう。

<胸をひらく>
ヨガブロックが2つあれば、より効果的にポーズを行えます
1.頭の真下にヨガブロックを横向きに置く、もう一つは背中の上方、背骨に沿って縦にヨガブロックを置く
2.2つのヨガブロックの上に、仰向けになり、両手は体の横、または頭の上へ
3.目を閉じ、ゆっくりと呼吸を行う。3分ほどやってみましょう(胸が開いているので、深い呼吸ができます)

<股を開いたチャイルドポーズ>
1.縦長に置いたマットの下方に正座。背筋を伸ばして座る。5回ほどゆっくり呼吸
2.そのまま股をマットの幅に開き、背筋を伸ばしたまま、両手でマットの前方に這うように進む
3.かかとが離れそうになったらそこでストップ。体全体をべたっとマットへ
4.おでこをマットにつけ、首の後ろを感じながら、5回呼吸

<動く赤ちゃん>
1.両手(指先から肘まで)をマットの上に休めたまま、体をゆっくり左右に傾ける
2.両手(指先から肘)を固定した状態で、上半身全体を使ってゆっくり円を描く
ここでも呼吸をコンスタントに行う

ここまできたら、次は猫のポーズ、ダウンワードドック(下を向いた犬のポーズ)などでさらに体をほぐします。

毎日10分でできる体のほぐし。体への変化を楽しんでみませんか。